2011年11月5日土曜日

仕事や勉強のときに効果が高いのはコーヒーと紅茶のどちらか?

仕事や勉強をするときに、眠気覚ましや集中力アップを期待してコーヒーや紅茶を飲む方も多いと思います。筆者もまさにその一人で、仕事中はコーヒーや紅茶が手放させません。

ここで気になるのは、ではコーヒーと紅茶のどちらがより「眠気覚まし」や「集中力アップ」の効果が高いのかということです。

巷では「カップ一杯あたりに含まれるカフェインの量は、コーヒーと紅茶のどちらが多いのか」という議論がしばしばなされます。
これについて筆者の見解を述べておくと、「カフェインの量はコーヒーや紅茶の種類やいれ方によって変わるので一概に言うことはできないが、ほとんどの場合はコーヒーの方が若干多い」と思っています。理由は一杯の紅茶を入れる場合の茶葉が約2グラムなのに対して、コーヒー豆は約10グラムを使用するからです。茶葉、もしくは豆1グラム当たりのカフェイン含有量が紅茶の方が若干多かったとしても、コーヒーは紅茶のおよそ5倍の原料を使用していれるわけですから、カップ一杯当たりのカフェイン含有量はコーヒーの方が多いと考えるのが自然です。一般的にもコーヒーの方が多いと思っている人は多いと思います。

さて、話が脇道にそれましたが、今回考えたいのは「どちらがカフェインの量が多いのか」ではなく「どちらが仕事や勉強時により役立つ(効果が高い)のか」ということです。

≪表 コーヒーと紅茶の効果比べ(数値は筆者の感覚による部分が大きい)≫
コーヒーと紅茶の効果比較表(数値は作者の感覚による部分が大きい)
上の表は、コーヒーと紅茶を長年愛飲し続けてきた筆者の感覚を数値化し表にまとめたものです。
で、 「どちらが仕事や勉強時により役立つ(効果が高い)のか」 という問いに対する筆者の結論は、「ずばり紅茶の方が優れている」というものです。
確かにカップ一杯当たりのカフェイン含有量が紅茶よりも多いと考えられるコーヒーの方が、「眠気覚まし効果」については紅茶よりも優れていると思います。
しかし、眠気さえ覚めれば仕事や勉強がはかどるかといえばそう話は単純ではないのです。
コーヒーが紅茶に比べて仕事や勉強に向いていないと考える最大の理由は、「コーヒーを飲むとやや興奮気味になり過ぎて、仕事や勉強で必要不可欠な冷静な判断力を低下させる傾向がある」ことです。
それに対して紅茶は適度な覚醒効果があり、コーヒーよりもジワジワと効いてくるため一気に興奮しすぎることもなく、勉強や仕事に継続して集中し続ける効果を期待できると言えるでしょう。

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この情報のオススメ度:★★★★☆

※ コーヒーや紅茶は種類やいれ方によって抽出される成分量が変わります。
また、コーヒーや紅茶に効き方には個人差があります。

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